「首の付け根から肩の内側にかけてズーンと重い…」
そんなときに関わっているのが、肩甲挙筋(けんこうきょきん)です。
私自身、デスクワークやスマホを長時間使ったあと「首すじのだるさ」を感じることが多いです。
この記事では、肩甲挙筋の場所や働きをわかりやすく紹介しつつ、実際に効果を感じた「症状チェック・ストレッチ・マッサージ・簡単筋トレ」をまとめてみました。
肩甲挙筋ってどこにあるの?
肩甲挙筋は、首の横(後ろ側)から肩甲骨の上角にかけてのびている細長い筋肉です。
- 首を横に倒す・振り向く動き
- 肩をすくめる動き
に関わっていて、姿勢や日常のクセの影響を受けやすいんです。
特に猫背やストレスで肩をすくめがちな人は、この筋肉が硬くなりやすいんですよね。
セルフチェック|こんな症状は肩甲挙筋のこりかも?
- 首の付け根から肩甲骨の内側にかけて、押すと痛い
- 振り向くときに首がつっぱる
- 肩こりが片側だけ強い
- 肩をすくめると「ゴリッ」と違和感がある
ひとつでもあてはまったら、肩甲挙筋のこりを疑ってケアしてみるといいかもしれません。
肩甲下筋をゆるめる簡単マッサージ
やり方
- 壁と背中の間にテニスボールをはさむ
- 肩甲骨の内側、ちょうど首の下あたりに当てる
- 体を前後にゆらしてコリをほぐす
手を使わないのでラクにできて、じんわりほぐれる感じが気持ちいいです。
肩甲挙筋ストレッチ【首を倒すだけでOK】
仕事の合間にできる、おすすめストレッチです。
- 椅子に座って背すじを伸ばす
- 顎を軽く引いて、首を前に倒す
- 片手で頭を斜め前に軽く押さえる(脇をのぞき込むように)
- 首の後ろ〜肩甲骨の内側が伸びたら20秒キープ
ポイントは「呼吸を止めないこと」。
私はデスクワークの合間にこれをやると、首すじの重だあるさがスッと軽くなります。
肩甲挙筋を元気にする簡単筋トレ【肩すくめ運動】
ストレッチだけでなく、少し筋肉を動かしてあげると血流がよくなります。
肩すくめ運動(シュラッグ)
- 両手にペットボトルを持つ(500mlで十分、なくてもOK)
- 息を吸いながら肩をすくめるように持ち上げる
- 息を吐きながらストンと下ろす
- 10回×2セット
これをすると、肩まわりがじんわり温かくなって、肩甲挙筋の疲れが和らぎます。
特に冷えやすい中高年の方や、姿勢改善したい30〜40代におすすめです。
美容にも健康にもメリットあり
肩甲挙筋をケアすると…
- 首や肩がすっきりして姿勢がよくなる
- 血流がよくなり。顔のむくみや疲れの軽減にもつながる
- 頭痛や肩こり予防になる
私は毎日のちょっとしたケアで「肩こりがひどくて頭痛…」という日が減りました。美容にも健康にも効果を感じています。
まとめ
- 肩甲挙筋は首と肩甲骨をつなぐ重要な筋肉
- 姿勢の乱れやストレスでこりやすく、肩こりや首こりの原因になりやすい
- ストレッチ・肩回し・マッサージを習慣にすると、柔軟性と血流が改善する
肩甲挙筋を意識したケアを取り入れることで、日常の「首・肩の疲れ」を大きく軽減できます。
今日も皆様の心と身体が健康でありますように☆彡
