「肩甲骨の内側がズーンと重い」「背中がこわばって呼吸が浅い気がする」…そんな経験はありませんか?
私はデスクワークや車の運転が続くと、背中の真ん中あたりが固まったように感じることがあります。実はその原因のひとつが 菱形筋(りょうけいきん) なんです。
作業療法士として多くの方の肩こり・猫背に関わってきた経験から、菱形筋のケアが姿勢改善にいかに重要かを実感しています。
菱形筋ってどんな筋肉?
菱形筋は背中の上の方、肩甲骨の内側にある筋肉です。肩甲骨を背骨に引き寄せる働きを持ち、姿勢をまっすぐ保つためにとても大事な役割を果たしています。
この筋肉が硬くなると…
- 肩こりや首こりがひどくなる
- 猫背になりやすい
- 呼吸が浅くなって疲れやすい
私自身も「最近疲れやすいな」と感じていたとき、菱形筋がガチガチにこっていました。
菱形筋をゆるめる簡単セルフマッサージ
「背中の真ん中だから手が届かない」と思うかもしれませんが、道具を使えばセルフケアができます。
マッサージボール
壁と背中の間にマッサージボールをはさんで、肩甲骨の内側をゴロゴロ。
最初はちょっと痛いですが、ほぐれてくるとじんわり気持ちよさに変わります。
蒸しタオルで温める
お風呂上がりに肩甲骨の間を温めると血流がアップし、こりが取れやすくなります。
私は寝る前にこれを習慣にしたら、翌朝の肩の重さがかなり楽になりました。
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肩甲骨ストレッチで呼吸もラクに
菱形筋は「肩甲骨を広げる」動きを意識するとよく伸びます。
背中丸めストレッチ
両手を前で組み、背中をぐーっと丸める。
肩甲骨が左右に広がる感覚を意識して20秒。
深呼吸ストレッチ
胸を広げながら大きく息を吸って、肩甲骨を広げながらゆっくり吐く。
ストレスで浅くなった呼吸を整えるのに効果的です。
やってみると、背中がほぐれるだけでなく、息がしやすくなる感覚がありました。
猫背を防ぐための軽い筋トレ
ストレッチでほぐした後は、軽く鍛えることで姿勢改善につながります。
チューブを使った運動
ゴムチューブを両手で胸の前で持ち、左右に開く。
肩甲骨をしっかり寄せることを意識しましょう。
背中の運動
片手にペットボトルを持つ。(500mlで十分)
背中が丸まらないように意識し身体を軽く前に傾け、姿勢をキープする。
腕を体の横に沿わせながら肘を後ろに引き、肩甲骨をグッと寄せます。
10回3セットを目標に無理せず、背中の筋肉を意識して運動してくださいね。
私は週に2回くらい続けていたら、猫背がラクになり、肩こりも減ってきました。
よくある質問(Q&A)
Q1. ストレッチは毎日やっても大丈夫ですか?
はい、毎日でもOKです。特にお風呂上がりに行うと筋肉がほぐれやすく効果的です。
Q2. テニスボールマッサージは痛くても続けていいですか?
「痛気持ちいい」程度なら問題ありません。強い痛みを感じる場合は力を緩めてください。
Q3. 猫背はどのくらいで改善しますか?
個人差はありますが、ストレッチと筋トレを週2〜3回続けると、2〜3週間で姿勢の変化を感じる方が多いです。
まとめ
菱形筋は「肩こり」「猫背」「呼吸のしやすさ」に直結する大切な筋肉です。
マッサージでゆるめ、ストレッチで伸ばし、軽く筋トレで鍛える。この3ステップで、肩甲骨まわりがスッと軽くなり、姿勢も整います。
「最近、背中が固まってるな」と感じたら、ぜひ今日から菱形筋ケアを取り入れてみてくださいね。
今日も皆様の心と身体が健康でありますように
免責事項
本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療行為や診断・治療を目的としたものではありません。痛みや症状が強い場合、または改善しない場合は、医師や専門家にご相談ください。
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