こんにちは。最近、歩くときや椅子から立ち上がるときに「股関節の後ろ側がつっぱる感じ」が気になる…そんな経験はありませんか?
私も40代に入ったころから、太ももの裏(ハムストリングス)が硬くなって股関節の動きがスムーズじゃなくなってきた気がして、「あれ?これって老化の始まり?」と焦ったことがあります。
実は、このハムストリングスの柔軟性や筋力が落ちてしまうと、股関節痛の原因になりやすいんです。作業療法士である私が、「ハムストリングスと股関節痛の関係」「セルフチェック方法」「マッサージ・ストレッチ・筋トレ」について分かりやすくお伝えします。
ハムストリングスってどんな筋肉?
ハムストリングスは太ももの裏にある3つの筋肉の総称で、主に以下の筋肉からなります。
• 半腱様筋(はんけんようきん)
• 半膜様筋(はんまくようきん)
• 大腿二頭筋(だいたいにとうきん)
この筋肉は「膝を曲げる」「股関節を後ろに伸ばす」動きに関わっています。歩く・走る・しゃがむなど、日常のあらゆる動作で活躍する筋肉ですが、硬くなると股関節や腰に負担がかかり、痛みの原因になることも。
症状チェック:ハムストリングスが原因かも?
次の項目に心当たりはありませんか?
• 椅子から立ち上がるときに太ももの裏が突っ張る
• 前屈すると腰ではなく太ももの裏が強く張る
• 股関節の後ろ側に鈍い痛みがある
• 長く歩いたあと、太ももの裏が重だるい
2つ以上当てはまる方は、ハムストリングスが硬くなって股関節痛の原因になっている可能性があります。
セルフマッサージで血流改善
「ストレッチの前にまずはマッサージ」をすると、筋肉がゆるんで効果が出やすいです。
• 椅子に座って、太ももの裏を両手で軽くもみほぐす
• マッサージボールやフォームローラーを床に置き、その上に太ももの裏を乗せて体重をかける
痛気持ちいいくらいの強さで1〜2分行うのがおすすめです。

ハムストリングスのストレッチ
1日5分でも続けると柔軟性が戻ってきます。
前屈ストレッチ
1. 椅子に浅く座り、片足を前に伸ばす
2. 背筋を伸ばしたまま体を前に倒す
3. 太ももの裏が伸びるところで20秒キープ
仰向けストレッチ
1. 仰向けになり、片足を天井に向けて伸ばす
2. 両手で太ももやふくらはぎを支える
3. 無理のない範囲で20秒キープ

筋トレで股関節をサポート
筋肉が弱ると関節に負担がかかるので、軽い筋トレも大切です。
ヒップリフト(お尻上げ運動)
1. 仰向けで膝を立てる
2. 息を吐きながらお尻を持ち上げる
3. 3秒キープしてゆっくり下ろす
→ 10回×2セット
ハムストリングスだけでなくお尻の筋肉(大臀筋)も同時に鍛えられるので、股関節の安定感が増します。

よくある質問(Q&A)
Q1. ハムストリングスが硬いと股関節痛だけでなく腰痛も出ますか?
→ はい。ハムストリングスが硬いと骨盤が後ろに引っ張られ、腰に負担がかかりやすくなります。腰痛予防にもストレッチは有効です。
Q2. 毎日ストレッチしても大丈夫ですか?
→ 問題ありません。強い痛みを感じない範囲で毎日行う方が効果が出やすいです。
Q3. マッサージとストレッチはどちらを先にしたらいいですか?
→ 先にマッサージで血流を良くしてからストレッチをすると、筋肉が伸びやすくなります。
Q4. ウォーキングは効果がありますか?
→ はい。軽めのウォーキングは血流改善と筋肉の柔軟性に役立ちます。ただし痛みが強いときは無理をしないでください。
※痛みが強い場合や長引く場合は、自己判断せず整形外科や専門医にご相談ください。
まとめ
股関節痛の原因は「関節そのもの」ではなく、周りの筋肉(特にハムストリングス)の硬さや弱さが影響していることが多いです。
私自身も、毎日5分のストレッチを続けてからは「股関節が軽くなった!」と実感できました。
もし最近、後ろ太ももの突っ張りや股関節痛を感じているなら、今日からハムストリングスのケアを始めてみませんか?
今日も皆様の心と身体が健康でありますように
免責事項
本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療行為や診断・治療を目的としたものではありません。痛みや症状が強い場合、または改善しない場合は、医師や専門家にご相談ください。
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